第四回口頭弁論_ロザリオ学園と教諭らの反論

H26年5月8日 
第四回口頭弁論期日において

学校法人ロザリオ学園被告
代表理事長:ゴンザロ・ベンルモンテ・ファン・マヌエル
当時の理事長:レチョン・ハビエル・ヘルナンデス被告

西条聖マリア幼稚園 元園長:近藤恵津子被告
村上玲子被告 
越智亜里被告
別宮瑠美被告、寺西佳代子被告、篠田ひとみ被告
石川正子被告、藤井さおり被告

上記被告らは

1 原告らの請求をいずれも棄却する。
2 訴訟費用は原告らの負担とする。

との事で、全て反論、責任は無いとの主張を準備書面で提出しました。

事故後対応について
説明できな理由を「本部が」としてきたのは
「本部と連絡が取れないから」だったためで
口止めではないとの事。
では、連絡が取れたにもかかわらず「本部が」という理由で
全く対応に応じなかったのはどういう理由であったのかは明記されていません。

2)説明会等での発言
  被告らが「本部から口止めされている。」
 「説明なんてする必要はない。他の学年の保護者には関係ない。」
 「本部の後ろ盾がなくなるのが怖い。」などと保護者らに話したことはない。
  被告近藤が,原告吉川優子からの電話に対して吐き捨てるようにして電話を切ったこともない。
  これらの点に関する原告らの主張は否認する。
  本件幼稚園の教員では即答できない場合に,
  本部に確認して返事する旨を述べたことがあるが,
  このことは,本部からの口止めを意味するものではない。

・・・準備書面より引用・・・

また、浮き輪などの準備物を用意しなかったことについても回答なし。
とにかく増水した川が悪いのであって、泳げない5歳児でも全く危険な場所ではない
との見解。

「原告らは,水深50cmの川が危険である旨を述べるが
 園児らが流されたのは増水が原因である。」

・・・準備書面より引用・・・

このように、はっきりと述べています。

篠田ひとみ被告の主張

 原告らは,被告篠田が,流されていく故吉川慎之介が沈んでいく姿を見送ったことを
 実演して見せたと主張するが,事実と異なる。
 被告篠田は,数十メートル先を流されている故吉川慎之介が一瞬見えたため,
 「がんばって一」と叫びながら追いかけ続け,救助スタッフに救助を依頼した。
 保護者との現場検証の際に,原告吉川優子に言われ,場所は異なるものの,
 どのように見えたか体勢を示したのであり,原告らが主張するような意図ではない。

・・・準備書面より引用・・・

尋問の際には、動画を一緒に見ながら主張をしてもらいたいと思います。
それに、慎之介が沈んだ場所を目の前に
「警察からもこの場所に沈んでいたと聞いてます」と伝えたら、
篠田ひとみ被告は
「嘘です。違います。mちゃんよりもっと先で発見されました。
 ここなら、助けてます。助けられました。」
と発言していた事も記録されています。

「病院で説明はしていないが謝罪として下座した」
村上玲子被告、越智亜里被告、寺西佳代子被告、篠田ひとみ被告
このような主張を繰り返し強調してきました。

少なくとも、村上玲子被告、越智亜里被告、寺西佳代子被告、この三人が
病院にいたのは見たけれど、私に近づいてくることもせず
ただ、立っていただけという記憶しか私にはありません。
越智亜里被告に関しては、隅の方でしゃがみこんでいたのを見ました。
篠田ひとみ被告は私の足に縋り付き
「楽しく一緒に泳いでいたのに」と発言していたことが
「みんなと一緒に楽しく遊んでいたのに。」と微妙な記憶訂正をしています。
細かい部分ではありますが、本当に呆れております。

裁判では保身のために本性をむき出しにしてくる
嘘しか言わなくなる
多く方から助言を受けております。
残念で悲しい現実ではありますが、受け止めております。

長い裁判になることを、覚悟しています。