変わらぬ思い

民事裁判が、やっと、本格的な議論に入りはじめましたので、
改めて、変わらぬ思いを記録します。

本サイトは2012年7月20日に慎之介が溺死したことについて、
その事実と、遺族としての率直な思い、感じたことを記録しています。

私は、遺族という立場を辞めることも、変えることも出来ません。
慎之介が生き返るのであれば、
遺族では無くなりますが、そんな願いは叶いません。
遺族であることと、様々な思いを封印し、
子どもの安全に関する活動をするなどということはあり得ません。
遺族が声をあげなければならない現状の中で、
できる限りの事をやっている状況です。
慎之介の事故について、遺族として発信しなければ、
無かった事にされていたのは間違いのないことです。
しかし、発信していても、知られていないというのが厳しい現実なのです。
変えられないもの、変わらないものに心を向け期待を寄せても前進はない、
ということは学びきりました。

子どもの命が軽く扱われている現状と
遺族が声をあげなければならない深刻な状況を変えたいです。
裁判を経験した遺族にしかできないこと、言えない事があります。

民事裁判、真摯に向き合います。