遺族と子どもの事故の問題について

2017年10月2日~3日
ウィズニュースに、遺族と子どもの事故の問題に関する記事が掲載されました。

2012年4月、大阪府茨木市の安威川で溺れた小中学生を助けようとした男性が亡くなりました。
小中学生は子どもたちだけで遊んでいて、保護者は見守っていませんでした。
2012年7月、京都市内の市立小学校のプール活動中、小学校1年生の女の子が亡くなりました。
2012年7月、愛媛県西条市の西条聖マリア幼稚園のお泊り保育に参加していた慎之介は、加茂川で行われた水遊び中に亡くなりました。

大切な家族を水難事故で亡くした3人の遺族が取材を受けました。
同様の事故を繰り返してほしくない、思いは同じです。

 

10月2日配信記事

家族の死、美談で終わらせないで…川に飛び込み犠牲に、遺族の違和感(ウィズニュース公式サイト)

 

10月3日配信記事

また事故が起きたね…「それは絶対に嫌」遺族が伝えたかったこと(ウィズニュース公式サイト)

 

遺族になり、多発している子どもの事故問題、
私立幼稚園の責任問題、組織体制の問題、事後対応の問題など、
全て同じことが繰り返している状況と対応する機関、仕組みはなく、
選択肢は裁判のみという現実を知り愕然としました。
事故を無くすことや体制を変えることは、本当に難しいです。

一歩一歩が重く、なかなか進みませんが、
慎之介が亡くなり5年が過ぎたなかで、変化の兆しも感じています。

事故は
可哀そうで不運な出来事、仕方ない。

こうした事故に対する理解が変わることを願います。