学校法人ロザリオ学園の対応について

学校法人ロザリオ学園のサイトhttp://www.rosario.ac.jp/
西条聖マリア幼稚園のサイトhttp://www.rosario.ac.jp/saijo-st-maria/
両サイトにおいて
園児死傷事件について、何の発表・説明もなく、
報道各社に対しては、書類送検の時と同じような
コメントを出すのみで、通常では理解しがたい対応を
H24年7月20日事件当日から、変わらずに続けています。

当時の理事長、レチョン・ハビエル・ヘルナンデス被告は、
学校法人ロザリオ学園 天使幼稚園で園長を務めており、
西条聖マリア幼稚園では、越智亜里容疑者たちが子供を預かり続け、
人づてに退職した被告もいると聞いておりますが
何事も無かったかのように、運営を続けています。

園児を死傷させ刑事事件になっても、説明責任を果たす事無く
不誠実な対応、運営が許され放置されている中で、
補助金(税金)は断たれることもなく、
注意や指導監督されることもなく存続できてしまうのが私立幼稚園です。

遺族・被害者さえ、やり過ごせばよい、
という印象を拭い去ることが出来ません。

H26年3月28日
 起訴を受けてのコメント

 検察庁の判断を真摯に受け止めたい。
 そして改めて亡くなった慎之介くんの冥福を祈るとともに
 園児の安全対策に努めたい

H25年8月2日
書類送検時のコメント

 重く受け止めている。
 亡くなられた慎之介くんのめい福を祈るとともに、
 両親に心からおわびしたい。
 今後も事故の再発防止に努めていきたい

このコメントの後、民事において

 責任は無い
 川の管理は愛媛県、石鎚ふれあいの里は西条市の管理下で起きた事故
 慎之介が死んだことは分かっている
 流された園児については知っている
 
 過失があったとは思っていないし責任はない

 死亡した慎之介と流された園児以外の被害など把握していない

 川は愛媛県、ふれあいの里は西条市の管理下であるわけだから
 行政に責任がある、だから、訴訟告知をした
  
 出来る限りの謝罪はした

学校法人ロザリオ学園は、これまで  

 何もお答えできません。
 事故の事は知りません。
 説明する意味がわからない。

などと言っていました。

説明を求める保護者に対しても全く同様の対応です。

  
報道へのコメント「真摯に受け止める」の真意は何なのでしょう。
不信感は募るばかりですし、現在もなお、
学校法人ロザリオ学園からも西条聖マリア幼稚園からも
教諭ら8名の誰からも、何の連絡もありません。

思いが、届かないことに、さらなる失望を感じております。

西条聖マリア幼稚園に通わせた結果
慎之介は死んでしまった

この事実は消せません。

学園関係者に

「無事に」「良い思い出をもって」卒園していった
園児も沢山いるという事を理解してほしい。
西条聖マリア幼稚園幼稚園に入園させたことを後悔しては
慎之介君が浮かばれない

と言われたことがありました。
それは、
私に向けてではなく、被告らを諭すべきことであり
多くの「良い思い出をもっている」卒園児のためにこそ、
隠したり、誤魔化すのではなく
誠実で真面目な対応というのが絶対に必要だと思います。

事件後にリニューアルされた学校法人ロザリオ学園のサイトでは、
卒園生・保護者の声などを掲載したり
愛光学園をはじめ、聖カタリナ学園、東京の聖ドミニコ学園など
聖ドミニコ修道会系列の組織を「ビッグファミリー」などとして
取り繕うようなアピールをし
また、第一会口頭弁論期日直後H25年10月25日に、事件後に就任した奈良橋学園長は
西条聖マリア幼稚園で行われた運動会について、

>小さな幼稚園ならではの親密感や
>手作りのよさがいたるところにあって
>見ていて心地よかった。

園児を死傷させた容疑で書類送検されている中
民事裁判も行われているにもかかわらず、
あえて、西条聖マリア幼稚園についてのブログをサイトで公表しています。

組織改編が行われても、西条聖マリア幼稚園の園長が呼石園長に変わっても
挨拶に来ることも、説明に来ることも、代理人を通じて連絡してくることも
ありませんでした。

そして、現在に至ります。

このような組織が、
幼い子供たちを預かることができてしまう現状の在り方について
問い続けたいと思っております。

信頼してしまった自分自身への問いも終わることはありません。

大人の中で
犠牲になるのは、子供たちであり
慎之介は6歳を目前に未来を閉ざされました。

重く受け止めるべきことです。