2016年12月26日付 愛媛新聞
愛媛大学での講演会(20日)に関する記事が掲載されました。
当日のNHKニュースでも、聴講された学生さんの意見を聞くことができました。
伝えることの大切さを、改めて学ばせていただくことができました。
聴講してくださった学生の皆さん、本当にありがとうございました。
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愛媛新聞ONLINE 掲載記事:「子の安全守る仕組みを」西条・加茂川園児死亡 愛媛大で両親が再発防止へ講演
2012年7月の幼稚園のお泊まり保育中に愛媛県西条市の加茂川で流され死亡した吉川慎之介ちゃん=当時(5)=の両親がこのほど、松山市文京町の愛媛大で講演し、社会で子どもの安全を守る仕組みづくりの必要性を訴えた。法文学部総合政策学科の講義の一環で、学生や住民ら約150人が聴講した。
父の豊さん(46)は「遺族が知りたいのは、なぜ子どもが死ななくてはならなかったのか。原因を明らかにするのが責任で、再発防止につながる」と話し、保育や学校の現場で教職員への安全教育の義務化などを提言した。
母優子さん(45)は、水遊びなどの際に子どもらへのライフジャケット着用の重要性を訴え「事故は予防できる。一つの事故から学びきり、防止に努めることが大人の課題だ」と思いを述べた。
法文学部3年今堀嘉子さん(21)は「悲惨なニュースを見聞きしても人ごとと捉えていたが、今後は社会問題として考えていきたい」と話していた。
担当の小佐井良太准教授(法社会学)は「遺族は相手との対立ではなく、コミュニケーションによる真相究明や真摯(しんし)な謝罪を望んでいる」と講評し「子どもの命や安全を守る活動に関心を持ち続けてほしい」と会場に呼びかけた。
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