H26年9月16日
第六回口頭弁論期日が終わりました。
今回、体調不良の為、吉川優子は欠席となりましたが
次回期日は、出廷いたします。
傍聴へお越しくださった皆様。
ご心配をおかけしました。
ありがとうございました。
刑事裁判の公判は未定で、公判整理手続きが続いている中
民事でも大きな進展はありません。
刑事では被害者参加制度を利用しますので、捜査資料の閲覧をしています。
供述書という形でしか先生方の言葉を得られない現状に、残念な思いですが、
様々な事実を、私なりに理解することが出来ております。
公判が始まりましたら、捜査資料につきましては、説明をさせていただきたいと思っております。
私は、幼稚園選びを間違えてしまった、という事を確信したという事だけお伝えすると共に、
生涯をかけて、誠実に、この事件と、慎之介の死と向き合い続ける事を誓います。
真実を追及する場ではない民事裁判在り方とその限界を、感じているのと同時に、
被害者や遺族としての思いを公の場で発信するという事が「裁判」しかない、
という現状を理解していたとはいえ、この問題とも向き合う重要性を感じております。
対立構造の中で、
一人の命、一つの事故から学びきる
という事は厳しいと思います。
ロザリオ学園と西条聖マリア幼稚園の教諭らは「どうしたいのか」全くわかりません。
無かった事にしたいのかもしれませんが・・
ライフジャケットも浮き輪も準備せず
保護者への説明も怠り
適切な知識を得ることなく
幼児に相応しい場所を選定しなかった
川は増水したけれど
「川が悪かった」から仕方なかったのではなく
4名の園児が流され、慎之介は水死し、3人の園児と
岩に取り残された園児たちは奇跡的に助かっただけで
助けたのは、ふれあいの里スタッフ2名と、偶然居合わせた観光客の方々で
先生方は、パニック状態であり、通報も、慎之介の救急車への同乗もしていなかった
そして、何もお話しできませんという態度を貫いた
20年間何もなかったからという理由から安全対策を怠った
この事実から、私自身、逃げることは出来ません。
ロザリオ学園も西条聖マリア幼稚園も
当時の引率教諭らも、誰にも、変えることのできない事実なのです。
「水死」した慎之介の命は、取り返しようがありません。
様々な問題と、向き合い、考え、このような事にならないために
「あってはならない事例」として、今後、研究し発信していこうと思います。
経験しなければ、決して言えない事ばかりです。
全て貴重な経験、情報として活かし、未来へ繋げます。