防げた事故、守れたはずの命です。
慎之介が亡くなり7月20日で事件発生から2年を迎えますが
子供たちの命が守られるようにと
事件直後から、再発防止に向けという事を言い続けていますが、
教訓を活かすとはどういうことなのでしょうか。
一つの命、事故事件から学びきることなく、不幸で不運な事故として終わっていき
忘れられたころに、同じことが引き起こる
状況や事情は違っても、
「また、加茂川で子供が死んでしまった」
この事実に正直、やるせなさと徒労感は否めません。
とても悲しく厳しい現実と、改めて、向き合う決心をしております。
繰り返され続けている川・水の事故、子どもが命を落とす重篤な事故事件。
「天候が悪かった」「不運で不幸な事故だった」として終わらせるのではなく、
私達大人は真摯に向き合い、亡くなった子供たちの声に耳を傾け
事故の検証、原因究明、再発防止、予防に取り組むべきです。
【愛媛】 川で溺れた高校生が死亡
H26年7月12日 20時23分 NHKオンライン
12日午後、愛媛県西条市の川で、高校1年の15歳の少年が溺れて行方不明になり、
捜索の結果、見つかりましたが、死亡が確認されました。
12日午後2時ごろ、西条市を流れる加茂川で、
「友だちが川で遊んでいて行方が分からなくなった」と消防に通報がありました。
行方が分からなくなったのは西条市の高校1年生、矢野翔大さん(15)で、
警察のダイバーなどが付近を捜索しました。
その結果、およそ3時間半後の午後5時半ごろ、
岸から10メートルほど離れた深さおよそ2メートルの川底に矢野さんが沈んでいるのが見つかり、
病院に運ばれましたが、死亡が確認されました。
警察の調べによりますと、矢野さんは当時、友人6人と一緒に川で遊んでいて、
1人で川を渡ろうとしていたということです。
現場の川は、先日の台風8号などによる大雨でふだんより水かさが増し、
流れも速くなっていたということで、
警察は矢野さんが川遊び中に溺れたとみて詳しい状況を調べています。