日本子ども安全学会第三回大会を開催しました。

2016年9月10日(土)
日本子ども安全学会第三回大会を開催しました。

今回、機関誌とこの大会についての案内を、
元園長はじめ事故当時の引率教諭7名とロザリオ学園に送付をしました。
2年前、この会を発足した時にも送付しました。
誰からも、返答はありません。

送付状に聖書の一文を添えました。

 一粒の麦もし地に落ちて死なずば、
 ただ一つにてあらん、死なば多くの実を結ぶべし。

この言葉を、ロザリオ学園の理事である司祭たちは
どのように考えているのでしょうか。
全くわからないまま、現在に至ります。

遺族が声をあげなければ事故は無かった事になる現状です。
そして、裁判が開かれ判決が出ても、同じ状況です。
私達は、歩みを止めることなく、一つ一つ、積み重ねていきたいと思います。

 
※9月11日付け愛媛新聞に記事が掲載されました。

愛媛新聞ONLINE「保育事故防ぐために 遺族ら東京で安全学会」

9月11日付け愛媛新聞

9月11日付け愛媛新聞
※クリックすると拡大してご覧になれます。

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2012年に西条市中奥の増水した加茂川で幼稚園のお泊り保育中に流され亡くなった吉川慎之介ちゃん(当時5)の遺族らが10日、東京千代田区で保育・教育現場での事件事故防止を考える『日本子ども安全学会を開催した。現場の教育関係者ら約70人が参加し、講演や意見交換を通して子どもの安全管理を考えた。
遺族らは同様の悲劇を繰り返さないために、事件事故防止を研究する団体を13年に設立。14年から毎年学会を開いているほか、安全管理に関する資格をつくり専門家の育成にも力を入れている。
学会では子ども安全計画研究所(東京)猪熊弘子代表理事が英国の保育制度を説明。子どもを預かる人や施設はすべて登録認可を受けており、原則4年に1度専門機関による認可取り消しを含めた監査を実施していると語った。「(待機児童問題もあり)日本は認可をどんどんしているが、取り消しは数件。監査制度を厳しくしないと(安全管理が整っていない)危ないところが放置されてしまう」との考えを示した。
ほかに研究者弁護士など5人がさまざまなテーマで講演。保育所や幼稚園等では毎年十数件の死亡事故が起きていると報告し、睡眠中の呼吸確認や水遊び時のライフジャケットの着用の重要性を訴えていた。
慎之介ちゃんの父豊さん(46)が登壇し、保育者に対する定期的な安全研修の制度化や事故事例の共有などを提言した。
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