H25年6月15日 愛媛新聞 「吉川慎之介君の悲劇を二度と起こさないための~学校安全と再発防止を考える会」 について記事が掲載されました。

2012年7月、西条市中奥の加茂川で、西条聖マリア幼稚園(同大町)の「お泊り保育中」に吉川慎之介ちゃん当時(5歳)が増水した川に流され死亡した事故で、両親や行事に参加していた園児の保護者ら約30人が14日、検証が不十分なため事故が繰り返される恐れがあるとして原因究明や再発防止、教育現場の安全管理の徹底を求める団体を設立した。
両親らは団体の設立後、同市役所と市教委を訪れ、原因調査のための第三者員会を設けるよう要望した。
団体は「吉川慎之介君の悲劇を二度と起こさないための学校安全と再発防止を考える会」。
事故を「園の管理体制不備による事件」と位置付け、「原因を分析し再発防止策を幼稚園や小学校に伝え、実施を支援する」のが目的。
会では捜査機関による全容解明のほか、学校生活や行事での事故防止のために学校保健安全法で作成が義務付けられている「学校安全計画」の策定状況の調査を、行政機関に求めていく方針。6月中にホームページを立ち上げ、学校安全管理体制強化の仕組みづくりにも取り組む。
発足式では優子さん(41)は「何も変わっていなし、何も解決していない。私は一人でも動くが、できれば力を貸してほしい」と訴え、父豊さん(43)は「本来なら(園側が)自ら原因究明し公表すべきだが、こちらから訴えるしかない。慎之介の死を無駄にしたくない」とちからを込めた。
両親は、今年3月、園を運営する学校法人ロザリオ学園の事故当時の理事長と、引率教員8人の計9人を行状過失致死の疑いで西条署に告訴している。

H25年6月15日 愛媛新聞より

H25年6月15日 愛媛新聞より


H25年6月15日 愛媛新聞

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愛媛新聞2013年6月15日朝刊 記事を見る