平成30年(2018年)6月20日 原告側の尋問

6月20日(水)13時10分~
愛媛県松山地方裁判所 西条支部 第1号法廷
私たち原告側の尋問が行われました。

吉川豊、吉川優子
最後に、慎之介よりもさらに下流に流され奇跡的に助かった園児の保護者でした。

傍聴席には、被告教諭ら8名が座っていました。
それから、ロザリオ学園の男性職員5名。
全員、事故後に雇われた人たちで、森岡源三氏に関しては、
事故後、
わたしは第三者の立場の人間です、
などと保護者の方々へ自己紹介していましたが
今は、理事長補佐という役職になっています。

傍聴に来ていいた、
近藤恵津子被告、越智亜里被告、村上玲子被告
寺西佳代子被告、別宮瑠美被告、石川正子被告
藤井さおり被告

私が、泣きながら被告代理人に訴えた結果、
自分たちの意志ではなく、
仕方なく言われてきていることは理解しております。

こんな状況の中、さらなる衝撃は、
ロザリオ学園の姿勢です。
ご覧ください。このブログ。

『寄り添う心、やり遂げる力』

 
系列園の職員たちが、刑事裁判でも刑事責任が問われ、
有罪判決が言い渡され、民事裁判は係争中の中、
保護者の方に、実名で、ネット上に文書を公開することを依頼しているという
驚愕の事実に、只々、不誠実さと恐ろしさを感じております。

さらに、園児を利用したPR動画。

5:17から西条聖マリア幼稚園の紹介が始まります。
保護者の方も撮影に参加しているではないですか。

事故事実の公表はしない、する気はない、する必要はない、
自分たちに責任などない、安全管理は考えられなかった
この事故は増水した川が悪いのだ、という主張を貫いている学校法人が
保護者の方へ、事故の説明はどのように行ったのでしょうか。

どういうことですか。
全く理解できません。
遺族として
酷いとしか言いようがありません。

尋問で、自死を選択せずに今を生きることが出来ていることについて
保護者の方をはじめ、多くの方々の支えと、死んでもなお、
私を支え続けてくれている慎之介の存在があるのだと
ずっと事実と向き合い続け、教訓を活かす活動も続けていると
証言をしました。

しかし、
学校法人ロザリオ学園
学校法人ロザリオ学園聖マリア幼稚園
引率教諭らには、何も伝わりません。
その事を、裁判からも、このサイトでの対応などからも、
十分すぎるほど思い知らされています。

レチョン被告は、スペインで18日に精密検査を受け
結果待ちなのだそうです。
飛行機にも搭乗できないほど深刻な体調不良のはずなのに
入院もせず、裁判所に言われて、診断書を取りに行き
さらには、精密検査まで受けてみるという、
どんな病気なのでしょうか。
お大事になさっていただきたいところですが、
当時の最高責任者としての責任放棄は、許されないと思っています。
逃げる場がある現状に、このような組織が幼稚園を運営していることに
危惧感を拭い去ることは出来ません。

このような組織に、教諭らに
我が子を預けてしまった事を、
私も夫も、
心から後悔しています。
言葉では尽くせません。

過去にも、重大事故や死亡事故起きていることは
裁判でも明らかになっていますが、
仕方ないという考えで
全く反省などしていません。

多くの方から、
なぜ、幼稚園が存続できるのか、
このような組織だから死を招くのだと言われますが
これが現実です。

保護者の皆さん。
本当に、大丈夫ですか?

この園は大丈夫、
うちは大丈夫、
先生方を信頼しお任せしている

そのような理由で真実から目を背けないでください。
子どもが亡くなった幼稚園なんです。
この事実、軽いですか?
いい加減にしてほしいと思われても、声をあげ続けます。
当然です。慎之介は命を奪われたのですから。
二度と同じことは繰り返してはならないのです。

裁判長には
社会に未来に生かすことが出来る判決文にしてほしいと
再発防止につながるものであってほしいという思いを伝えました。
民事裁判は、損害賠償請求ですので
目的や役割が全く違うのは承知の上です。
公的機関で、問題を扱う機関が裁判所しかない限り
裁判で遺族の思いを訴え、
真実を認定していただくしかないのです。

次回は7月23日
レチョン被告の尋問について協議される予定です。

被告らに
何ひとつ響かなくても、
受け止めてくださる方に希望を託します。

平成30年(2018年)6月13日 被告尋問

6月13日(水)13時10分~
愛媛県松山地方裁判所 西条支部 第1号法廷
被告尋問が行われました。

近藤恵津子被告(元園長) 
越智亜里被告
(お泊り保育責任者:慎之介が川の中で捕まっていたという教諭:生前最後に触れた人)

近藤恵津子被告ですが、
刑事裁判で有罪判決を言い渡された人です。

尋問で、刑事裁判の判決文を読んだかという質問に対し
読んでいない、ライフジャケット着用については
当時は知らなかった、そういう問題ではなく、今回の事故は増水が原因なんだ
という見解を示しました。
さらに近藤被告の安全意識と知識の欠落だけでなく
理解に苦しむ発言がありました。

泳げない子は河原で遊ぶので増水で流されないが
泳げる子は川で遊ぶから増水で流される、、、
なんでしょうか。この見解は。

怒りで震えと涙が止まりませんでした。

申し訳ないなどと言いつつも、
全く反省などしていないことが、十分すぎるほど理解できました。

自分自身に言い渡された有罪判決の判決文を理解していないとは
本当にどうしようもないとしか言いようがなく、
やはり、裁判についても、ただ、やり過ごしていただけなのだ、というなの事です。

裁判長が最後に伝えた言葉なども、全く響いていませんでした。

2016年6月4日「判決_ひとつの節目」より

 
最後に、
判決とは別に、裁判長が近藤被告に対し
反省している事など、園長として周囲に伝える努力が必要だというような
指摘をされました。
・・・・・

越智亜里被告も、同様。
川の水深や状況など詳しく説明しなくても
保護者はわかると思いこんでいた?
全く意味が分かりません。
保護者を、子どもを、馬鹿にしていたのです。

法廷を出る時に、私の眼を睨みつけて立ち去った事を
私は一生忘れません。

元理事長のレチョン被告は、スペインに帰国中で
心臓の調子が悪く高齢(72歳)という事で、来日は困難であるという
上申書が提出され、裁判所から診断書の提出を求められましたが、
昨日、病院に診断書を取りに行ったという事で、
入院中でもなく、言われたから病院へ行くという・・
不可解な行動に言葉がありませんし、
園児が死亡した事故が発生し、その裁判中で被告でありながら
無責任としか言いようがないです。

外国籍の方が理事長の学校法人は
重大な問題が起きた場合、日本から出て行くことができるという
逃げ道があるという組織体制は問題だと思います。

幼児教育無償化が導入という流れの中で、
この裁判からも、私立幼稚園の現状を知ると
子どもたちの安全や命が守られるのか、とても不安でなりません。
幼児教育無償化には賛成ですが、税金が幼稚園に投入され、
安全の保障がされないまま、運営が許されてしまうことは
死亡事故や重大事故を防ぐことが出いないのではないかという
危惧感を拭い去ることが出来ません。

今回の尋問でも確認しましたが
西条聖マリア幼稚園では、過去に重大事故が何度も起きていました。

過去の重大事故

 
そして、慎之介も死亡しました。
それでも、何も変わらないこの人たちの状況から
私は、とても不安です。

私立幼稚園をお考えの保護者の方、
今、通園されているお子さんの保護者の方、
他人事と思わずに、お子さんの命を守るために
子どもの安全が確保されているのかを考えてみてほしいです。

以下、提出した吉川優子の意見陳述より引用

最後に
この裁判で,被告らに伝えたい大切なお願いがあります。
これ以上,子どもの命を奪わないでください。
この事故と慎之介の死から,何も学ばず,反省もせず,教訓も示さないまま,
子どもに関わる仕事を絶対にしないでください。
これまでのように事実を無かったことにする,
有耶無耶にする体制の幼稚園・こども園・学校法人の運営はやめてください。
子どもを尊重し,子どもの命を守ることができる,
あたたかい心を持った人と組織が運営する保育・教育施設こそが,
地域に根ざすことを,私は強く望みます。

次回は来週6月20日
私たち原告側の尋問です。

平成30年(2018年)5月9日 第十三回口頭弁論期日

第十三回口頭弁論期日
H30年5月9日(水)14時00分~
愛媛県松山地方裁判所 西条支部
口頭弁論準備が非公開のラウンドテーブル法廷で行われました。

私達は、代理人の浅野弁護士、山本弁護士の事務所から
電話で参加しました。

6月に尋問が行われることが決定しました。

愛媛県松山地方裁判所 西条支部 第1号法廷

6月13日(水)13時10分~
近藤恵津子被告(元園長) 
越智亜里被告
(お泊り保育責任者:慎之介が川の中で捕まっていたという教諭:生前最後に触れた人)

6月20日(水)13時10分~
吉川豊 
吉川優子 
慎之介よりも下流に流された園児の保護者

7月にレチョン被告の尋問予定。

被告側の主張は相変わらずで、
事故について、責任を感じていない内容の主張と、
近藤恵津子被告、越智亜里被告から提出された意見陳述書には
事後対応について、謝罪はした、土下座した、
謝罪に行ったのに断られた等々の事が綴られていました。
私たち遺族に問題があるというスタンスです。
何も話せません、本部から話すなと言われた、
謝罪を断ったのはそちらじゃないか等々…
精神的に苦しむ状況にどこまでも追い込む事後対応、、、
その上、土下座させられた、などと主張するという、
前向きに評価できることが何一つ無い状況です。

これは、最悪のクライシスマネジメントです。
このような事後対応と教諭らの社会人としての常識の欠如などが
裁判に発展している訳ですが、他の保育・学校事故とは違う、
ロザリオ学園と西条聖マリア幼稚園の独自の問題が多くあると実感しております。

元理事長のレチョン被告については、
教諭らが顔色を窺いながら、何も話さない、
という説明会の状態を目の当たりにしました。
レチョン被告は、当時、組織の最高責任者であるということ、
そして、法廷で会いましょう、などと言っていたのにもかかわらず
尋問しないというのは、考えられないことです。
尋問を実施していただきたいと、意思を強く伝えています。

被告は全員尋問できるものと思い提訴しましたが
現実は、そうではないという事が分かりました。
公的な問題として訴える場が裁判しかない現状で
真実の究明を求める場が裁判しかない現状で
苦しい思いをするのは私たち原告なのだという事を経験しております。
それでも、裁判が無かったから、今はなかったと思っています。

尋問されない他被告らについても、
傍聴には来ていた頂きたいと思います。
愛媛に住んでいるのですから、傍聴席に座るくらいはできるはずです。
40代、50代、70代のいい大人たちです。
自分達にできるせめてのもの行動を、考えていただきたいです。
ずっと、ロザリオ学園とロザリオ学園が依頼した代理人に守ってもらっている、
本当に恵まれた人たちだと思います。
私たちは、個人で、被告ら組織と向き合っているという事も
理解していただきたいものです。

裁判で、明確にすべきことを
最後まで、誠実に向き合い切りたいと思います。

意見陳述などは、
後日、公開します。

また、民事裁判から得た事実についても
再発防止の観点から検証し、後日、纏めて報告したいと思います。
この事故の場合は、特に、
クライシスマネジメントに注目したいと思います。
原因究明とガバナンスの問題が厳しく
指摘されるようになっている現状において
有益な検証を実施したいと思っています。

平成30年3月12日 第十二回口頭弁論期日

第十二回口頭弁論期日
H30年3月12日(月)14時00分~
愛媛県松山地方裁判所 西条支部
口頭弁論準備が非公開のラウンドテーブル法廷で行われました。

私達は、代理人の浅野弁護士、山本弁護士の事務所から
電話で参加しました。

尋問に向けて、証拠申出書と
2012年8月11日に開催された年少・年中保護者向けの
保護者説明会の動画と反訳、準備書面(13)(14)を提出しました。
私達は、被告ら全員の尋問を申請しています。

次々回期日から、尋問が行われる予定です。
吉川豊、吉川優子、元園長近藤恵津子被告、
お泊り保育責任者で、慎之介と他園児と流されたという
越智亜里被告の尋問は決まりました。
尋問は6月に予定されていますが、次回期日で
さらに詳細が決定します。

次回期日までラウンド法廷となりますので
東京の代理人弁護士事務所から出廷いたします。

次回期日
H30年5月9日14時~(4月18日から変更になりました)

公開法廷での口頭弁論予定期日(尋問)
H30年6月13日13時10分~
H30年6月20日13時10分~

この尋問後、他の証人、被告、原告の尋問について
裁判官が検討する予定ということです。

今年の7月19日で民事提訴から5年を迎えます。
刑事裁判の判決から2年。
尋問は、被告全員が出廷できるものと思っていましたが
裁判官が必要とする人だけしか尋問できない事実に
正直、複雑な思いでおりますが、
全て初めての経験で知らないことばかりの中で進めてきましたので、
裁判が全て終わったら、
遺族として直面した様々な問題と、経験したすべての事について
改めて纏めていきたいと思っています。

平成30年1月31日 進行協議期日

H30年1月31日(水)14時00分~
愛媛県松山地方裁判所 西条支部
進行協議期日が非公開のラウンドテーブル法廷で行われました。

私達は、代理人の浅野弁護士、山本弁護士の事務所から
電話で参加しました。

1年以上続いた和解協議、打ち切りとなりました。
次回期日より、被告尋問に向け、弁論準備となります。

裁判を終わらせるための和解に応じることなどできません。
1年間の協議の中で、学校法人組織が、
被害者遺族の発信に対して裁判官に言いつけるような形で
抗議めいた意見をするようなこともあり、無言のままやり過ごしてきた中で、
今もなお、無かった事にすることしか考えられない被告の姿勢に
情けない思いと失望感は募るばかりでした。
慎之介には謝りようがありませんが、申し訳ないという自責の念しかありません。
西条聖マリア幼稚園に慎之介を入園させてしまった事を心から後悔しています。

民事提訴をしてから今年で6年、刑事裁判から2年を迎えます。
最高裁まで行く覚悟で提訴しています。
悔いを残すことのないよう、
最後まで、この現状と向き合い切りたいと思います。

次回期日はラウンド法廷となりますので
東京の代理人弁護士事務所から出廷いたします。

次回期日
H30年3月12日14時~
H30年4月18日14時~

被告尋問に向けて、準備を進めてまいります。

平成29年11月28日 進行協議期日

H29年11月28日(火)14時00分~
愛媛県松山地方裁判所 西条支部
進行協議期日が非公開のラウンドテーブル法廷で行われました。

私達は、代理人の浅野弁護士、山本弁護士の事務所から
電話で参加しました。

次回も、引き続き、
進行協議期日が非公開のラウンドテーブル法廷で行われます。
H30年1月31日(水)14時00分~
愛媛県松山地方裁判所 西条支部

私達は、次回も東京から電話で参加します。

裁判長から、和解に関する文案が示されるので
その内容を踏まえ、次回の協議を迎えます。

和解協議の中では、裁判長へ率直に自分の意見を述べております。
代理人の浅野先生、山本先生も誠実に対応してくださっています。

和解協議が1年続いておりますが、
和解のために裁判をしているわけではありません。
尋問で真実を究明していくことも、
判決で民事上の責任を明確にしていただくことも
諦めておりません。
協議では裁判という限界のあるの中で交渉をしていただいているのだと思います。
公共機関で問題提起と事実認定が裁判所しかないという現状の中で
後悔のないよう、事実と真摯に向き合い、誠実に対応してまいりたいと思っています。

平成29年10月31日 進行協議期日

H29年10月31日(水)13時30分~
愛媛県松山地方裁判所 西条支部
進行協議期日が非公開のラウンドテーブル法廷で行われました。

私達は、代理人の浅野弁護士、山本弁護士の事務所から
電話で参加しました。

次回も、引き続き、
進行協議期日が非公開のラウンドテーブル法廷で行われます。
H29年11月28日(火)14時00分~
愛媛県松山地方裁判所 西条支部

今回も、協議の打ち切りをお願いしましたが、
まだ、続きます。

事故の事実と責任について、
被告側が、真摯に受け止め、誠実に公表することがとても重要です。
事故とその責任について公にしない「和解」はありえません。

前回と同様の事を記録しておきます。

事故直後からずっと、
事故原因を調査し、その原因に対して、
何を反省し、何を教訓とし、何をどう謝罪をするのか、
再発防止の活動として何をしているのか、
杜撰な管理体制・組織をどう見直したのか
事故について社会に対し、どのように報告をするのか
公開をするのか、ということを求めています。

【参考サイト】

さいたま市「ASUKAモデル」概要

小学館集英社プロダクション
「浜名湖カッターボート転覆事故」に対する当社の取り組み

ワタミ過労自死事件の和解について
和解のご報告 – 渡邉美樹公式サイト

平成29年9月28日 進行協議期日

H29年9月12日(水)14時00分~
愛媛県松山地方裁判所 西条支部
進行協議期日が非公開のラウンドテーブル法廷で行われました。

次回も、進行協議期日が非公開のラウンドテーブル法廷で行われます。
H29年10月31日(火)13時30分~
愛媛県松山地方裁判所 西条支部

次回は、私達夫婦と代理人の山本弁護士は
電話会議の方法で参加することになりました。
被告代理人と他原告は、出廷予定です。

まだ、
和解協議が続きます。

事故直後からずっと、
事故原因を調査し、その原因に対して、
何を反省し、何を教訓とし、何をどう謝罪をするのか、
再発防止の活動として何をしているのか、
杜撰な管理体制・組織をどう見直したのか
事故について社会に対し、どのように報告をするのか
公開をするのか、ということを求めています。

平成29年6月28日 進行協議期日

H29年6月28日(水)14時00分~
愛媛県松山地方裁判所 西条支部
進行協議期日が非公開のラウンドテーブル法廷で行われました。

次回も、進行協議期日が非公開のラウンドテーブル法廷で行われます。
H29年9月12日(火)14時00分~
愛媛県松山地方裁判所 西条支部

前回に引き続き、和解協議が続いています。

原告・被告が、交互に法廷に入り、裁判官と話し合いをします。
双方の主張を、裁判官たちが整理をし、私たちに伝えます。
そのようなやり取りが、前回に続き約2時間半、行われました。

判決では得られないものが「和解」にはあるとするのなら
疑問や問題に深く踏み込まなければ「和解」の意味はありません。
私たちが求めているのは、

事故の原因、事後対応の問題、責任の所在を明確にすること、
そして、再発防止です。

民事裁判は、損害賠償請求ですから、
本来、上記の事など、全く関係ありません。
しかし、公的機関で、真実の究明を行う場や仕組みが確立されていない状況の中で
一般市民が、事実解明を求め事故を公的な問題として提起する場は、
裁判しかないのが現実です。

和解であろうと判決であろうと、
現状の問題と、私たち市民にとっての裁判の役割や権利を考える上でも
裁判を提起した意義は大きいと考えています。
これまで、知らずにいたことが多すぎました。

来月7月19日で民事提訴から4年。
昨年5月30日、事故から4年を迎える前に刑事裁判は終了しました。
後悔しないために、この法廷で、伝える事は全て伝えたいと思います。

平成29年4月19日 進行協議期日
和解協議

H29年4月19日(水)14時00分~
愛媛県松山地方裁判所 西条支部
進行協議期日が非公開のラウンドテーブル法廷で行われました。

次回も、進行協議期日が非公開のラウンドテーブル法廷で行われます。
H29年6月28日(水)14時00分~
愛媛県松山地方裁判所 西条支部

被告側の主張に対し、
この内容では和解は出来ない事をお伝えしましたが
和解協議が続くことになりました。

事故後から、ずっと綴ってきておりますが、
民事裁判では、前進を感じておりません。

安全の事は習った事がない、学ぶ機会がなかった
危険だと誰も教えてくれなかった、自ら調べるという発想もなかった
と、刑事裁判では三人の先生方全員が同じ主張をしていました。
万全な安全対策として持参したものは、笛と救急箱ですが
これで「万全」と主張されても、受け止めることは出来ません。

西条聖マリア幼稚園では、近藤恵津子元園長が担任を務めていた頃
園バスでの交通事故で園児死亡、うんていからの転落事故が発生していたことを
刑事裁判で告白していました。

刑事裁判の記録参照

 
近藤恵津子元園長が園長就任後、訴訟に発展した事故が2件あります。
平成20年10月 年少園児 ブランコ落下事故
近藤恵津子元園長が園児の乗ったブランコを横から押しているときに後部から落下。
頬に痣とくぼみが残る後遺症を負った。

平成22年2月 年少園児 鼓膜損傷事故
昼食の時間に、満三歳入園の園児(男児当時3歳)と横並びでお弁当を食べていた年少園児(男児当時4歳)の耳に箸を刺し、年少園児が鼓膜を損傷した。事故に気づいた後、教諭らは耳を冷やすなどの対応をし、大丈夫だろうと思い病院へ連れて行かなった。事故発生時、クラス担任(別宮瑠美被告)は不在であったため、事故の詳細を保護者へ説明ができなかった。近藤惠津子元園長も詳細を把握していなかった。

事故と誠実に向き合い、心から反省していたら
20年間何もなかったから大丈夫だと思っていたという発言はできないはずです。
過信があったと発言していた他職員たちも同じです。

そして、
平成24年7月20日 吉川慎之介溺死事故

なぜ、組織として、過去の事故から学ぶことをしなかったのか
なぜ、このような状態で、近藤恵津子元園長が園長を続けていたのか、
どのような判断でロザリオ学園は人選したのか、
疑問は増えるばかりです。
近藤恵津子元園長は、西条聖マリア幼稚園に就任することになった時
前任の神父であるスペイン人の園長から、引き継ぎなどなかった、
なぜなら、体調不良のためスペインへ帰国していたからなどと言っていました。

事故の説明を求め続けていた保護者に対して
・事故後に安全管理部起ち上げました、
・防犯、防災対策しています、
など、個別に担任に聞いても、
・お泊り保育事故の話はしない、できない、という対応のまま過ぎていき
現在に至りますが
この事故の教訓を活かして努力していると
どこで受け止めることができるのでしょうか。
安全管理部が何をしているのか、
また、毎年、代理人弁護士が私たちの代理人に
慰霊式の連絡用紙1枚をFAXで送ってきますが
実際にどのような事をしたのか等、
一度も報告を受けたことは無い状況で、
なにも理解できていません。
私たちが独自に起ち上げた事故調査委員会の
先生方からの調査への協力願いに対しても
裁判を理由に協力を拒否しています。

慎ちゃん委員会

 
私は、幼稚園は安全だと思っていました。
先生たちを信頼していました。
心からの後悔と慎之介への申し訳ない気持ちは日々募るばかりです。
事故後、子どもの事故や安全、保育・学校事故に関し、
多くの学びを得ました。
この事故の教訓を活かしてほしい、遺族の強い思いですが
遺族が動かなければ、何も始まりません。
私は、事故の教訓を活かすために法人を設立しました。
子どもの安全を守ろう、事故を予防しよう、
という事が保育・教育現場をはじめ社会の常識となれば
このような活動は淘汰されていくはずです。
そうあってほしいと思っています。
特別なことでもなく、称賛されるような活動でもありません。
子どもの事故予防や安全を守るという事は
誰にでもできることなのです。

慎之介が亡くなった事実を変えることは出来ません。
裁判では、自分のネガティブな感情や思いとも闘う日々を強いられていますが
しっかり向き合い続けます。