「子どもの安全学会」第一回大会、一般社団法人吉川慎之介基金設立記念式が外国人記者クラブにて開催されました

H26年9月7日
「子どもの安全学会」第一回大会、一般社団法人吉川慎之介基金設立記念式が外国人記者クラブにて開催されました。
意義ある一歩を踏み出すことが出来ました。

あらゆる立場を超えて、状況に左右されることなく
子どもの安全を考える場になるよう努めてまいります。

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H26年9月8日
「子ども安全学会」発足、愛媛の園児死亡遺族ら

愛媛県西条市で2012年7月、幼稚園のお泊まり保育中に川遊びで流され死亡した吉川慎之介ちゃん(当時5)の両親らが、教育現場での安全をテーマに研究し、情報発信を目指すグループ「子ども安全学会」を発足させ、第1回大会を7日、東京都内で開いた。

弁護士や教育関係者ら約30人が参加。慎之介ちゃんの母、優子さん(43)が「子供の安全について学ぶための意義ある一歩を踏み出せた。
一遺族、一保護者として皆さんと一緒に取り組んでいきたい」とあいさつした。

講演した名古屋大大学院の内田良准教授は、柔道の部活や授業中に起きた死亡事故のデータを集めた結果、大多数の死因が頭部外傷と判明し、対応策に生かせたと紹介。「再発防止のためには事実究明が必要で、全国で共有されるべきだ」と主張した。

事故は西条市中奥の加茂川で発生。増水した川に流された慎之介ちゃんが死亡し、別の園児2人もけがをした。

〔共同〕