8月8日西条市より要望書に対する回答がありました。
詳細は、以下にてご覧いただけます。
<愛媛県警のサイト:事件・事故速報>より
業務上過失致死傷被疑者の書類送検 (平成25年8月2日 西条署)
西条署は、2日、
①国籍がスペインで住所が松山市衣山5丁目の(当時)学校法人ロザリオ学園理事長A男(67歳)、
②西条市丹原町丹原の(当時)学校法人ロザリオ学園西条聖マリア幼稚園園長B女(72歳)、
③新居浜市大生院の(当時)学校法人ロザリオ学園西条聖マリア幼稚園主任教諭C女(44歳)
他同幼稚園教諭6人の計9人を、松山地方検察庁に業務上過失致死傷罪で書類送検した。
被疑者A男は、学校法人ロザリオ学園の理事長として、B女は同学園聖マリア幼稚園園長として、C女他6人は同幼稚園の教諭として、それぞれ園児の安全教育・安全管理を行う業務に従事していたものであるが、平成24年7月20日から翌21日に西条市中奥所在の「西条市石鎚ふれあいの里」及びその付近の河川において予定された園外保育で、A男及びB女は、園児の水難事故を未然に防止すべき業務上の注意義務があるのにこれを怠り、C女他6人は、当時の引率教諭として、事前の実地踏査や天候の確認及び当日の水流や河川の状況を確認し、園児の水難事故の防止を未然に防止すべき業務上の注意義務があるのにこれを怠ったため、平成24年7月20日午後、前記「西条市石鎚ふれあいの里」西側の加茂川において、同幼稚園児D男さん(当時5歳)、同E男さん(当時6歳)、同F女さん(当時6歳)らを河川内に水没させ、D男さんを溺死させたほか、E男さん、F女さんに、頭部や腕に治癒まで約1週間程度の見込みを要する傷害を負わせたもの。
7月25日、消費者庁「消費者安全課 事故調査室」より申出書についての連絡がありました。
詳細は、以下にてご覧いただけます。
愛媛県西条市で昨年7月、「西条聖マリア幼稚園」のお泊まり保育に参加した園児3人が川遊び中に流され、吉川慎之介(よしかわ・しんのすけ)ちゃん=当時(5)=が溺死した事故で、西条署は2日、業務上過失致死傷の疑いで、幼稚園を運営する学校法人の前理事長の男性(67)と、園児を引率した教員8人の計9人を書類送検した。
西条署によると、学校法人は松山市にある「ロザリオ学園」。教員らは調べに「事故前、川が濁って水量が増すなど変化に気付いていた」と説明しているほか、前理事長は「対策を指導しなかった」と安全管理の不備を認めている。
書類送検容疑は昨年7月20日午後3時40分ごろ、西条市の加茂川で、浮輪の準備など水難事故の防止策を怠り、増水した川に流された慎之介ちゃんを死亡させ、別の園児2人=いずれも(6)=の頭や腕に軽いけがをさせた疑い。
現場では当時、川の上流で降った雨の影響などで約20~30センチの水位が2分ほどで約1メートルまで上昇したとされる。同園は、学校保健安全法で義務化されていた安全計画を策定していなかった
遺族は今年3月、業務上過失致死容疑で9人を告訴。7月19日には、前理事長ら9人とロザリオ学園に対し、危険回避義務を怠ったなどとして、計約1億5千万円の損害賠償を求め、松山地裁西条支部に提訴している。
記録『愛媛県警察西条警察署は、学校法人ロザリオ学園西条聖マリア幼稚園の前理事長とお泊り保育の引率職員ら8名を、業務上過失致死傷の容疑で書類送検しました』ページへ
平成24年7月、
西条市の川で幼稚園の教諭と水遊びをしていた
5歳の男の子が流されて死亡した事故で、
警察は幼稚園が安全管理を怠ったことが事故につながったとして、
2日、幼稚園の関係者あわせて9人を、業務上過失致死傷の疑いで、
書類送検しました。
この事故は平成24年7月、
西条市の加茂川で「西条聖マリア幼稚園」の園児31人と
教諭8人が水遊びをしていたところ、
川が増水して園児3人が流され、このうち、
西条市神拝に住んでいた吉川豊さんの長男、慎之介くん(当時5歳)が
流されて死亡したほか、2人が軽いけがをしました。
この事故をめぐっては、3月、慎之介くんの両親が幼稚園を運営する
「学校法人ロザリオ学園」の前の理事長と、
川にいた教諭8人を業務上過失致死の疑いで、西条警察署に告訴していました。
これについて、警察は
▼浮き輪や救命胴衣などを用意していなかったことや▼
▼救助活動が十分に行われていない▼
など安全管理を怠ったことが事故につながったなどとして、
学校法人の前の理事長と、幼稚園の教諭8人を2日、
業務上過失致死傷の疑いで書類送検しました。
書類送検されたことについて、「学校法人ロザリオ学園」は、
「重く受け止めている。亡くなられた慎之介くんのめい福を祈るとともに、
両親に心からおわびしたい。今後も事故の再発防止に努めていきたい」
と話しています。
この事故をめぐっては、7月、慎之介くんの両親と流されたほかの園児の両親らが
幼稚園を運営する学校法人などにあわせて1億5000万円あまりの
賠償を求める訴えを起こしています。
NHK松山放送局 08月02日
記録『愛媛県警察西条警察署は、学校法人ロザリオ学園西条聖マリア幼稚園の前理事長とお泊り保育の引率職員ら8名を、業務上過失致死傷の容疑で書類送検しました』ページへ
本日平成25年8月2日
愛媛県警察西条警察署は、学校法人ロザリオ学園西条聖マリア幼稚園の前理事長と
お泊り保育の引率職員ら8名は、
学校保健安全法によって義務化されていた安全計画を策定せず、
川遊びの際に浮輪を用意しないなど水難事故の防止対策を怠り、
適切な救助活動も行わず、増水した川で園児を死亡させ、傷害を負わせた疑いがあるとして、
業務上過失致死傷の容疑で書類送検しました。
当時の理事長:レチョン・ハビエル・ヘルナンデス容疑者
当時の園長:近藤恵津子容疑者
以下職員
村上玲子容疑者 越智亜里(アヤリ)容疑者 別宮瑠美容疑者 寺西佳代子容疑者
篠田ひとみ容疑者 石川正子容疑者 藤井さおり容疑者
刑事裁判とは、国が国民を裁くものです。
警察の刑事課長に言われた言葉です。
今後の動向を見守りながら、遺族として納得できる結果を望みます。
慎之介は死んでしまいました。
とても元気いっぱいで明るく楽しい男の子でした。
儚い命の尊さ、重さを真摯に受け止めてほしいと思います。
西条市教育委員会へも事件の調査委員会(第三者)設置を求める要望書を
「吉川慎之介君の悲劇を二度と起こさないための
学校安全と再発防止を考える会」
として提出しました。
報道各社の皆様
7月19日
とても暑い中、取材をしてくださり報道してくださいまして
誠に感謝申し上げます。
20日の命日を前に、親としての責任を示すことができました。
第一回公判期日予定は
9月10日11:15~との連絡が裁判所よりございました。
そして刑事事件としては間もなく送検と聞いておりますが
全てこれからです。
また、6月に立ち上げました
吉川慎之介君の悲劇を二度と起こさないための
学校安全と再発防止を考える会、
こちらの活動におきましても、ご協力賜りたく存じます。
何卒よろしくお願い申し上げます。
消費者庁消費者安全課事故調査室より
事故等原因調査等の申出書の受付の連絡がありました。
【受付番号】13-046
具体的な連絡を待ち、順次報告させていただきます。
去年7月、西条市で幼稚園の行事中に園児が増水した川に流され死亡した事故で遺族らが幼稚園の運営法人などに対し、1億5千万円余りの損害賠償を求める訴えを起こしました。
訴えを起こしたのは川に流され死亡した吉川慎之介ちゃん(当時5歳)の両親らです。訴状などによりますと西条聖マリア幼稚園が去年7月、西条市の加茂川上流で、行なった川遊びの行事中、慎之介ちゃんが雨で増水した川に流され死亡しました。このため、遺族らは安全管理計画を策定せず無防 備なまま危険な川で園児を遊ばせるなど、注意義務を怠ったとして幼稚園を運営するロザリオ学園と前理事長や引率した職員あわせて9人に対しおよそ1億 5500万の損害賠償を求める訴えを松山地裁西条支部に起こしました。
ロザリオ学園は「訴状を見ていないのでコメントできない」としています。
また、遺族 らは19日、事故の原因解明と再発防止のため、西条市に対し第3者の調査委員会の設置を求め要望書を提出しています。
(テレビ愛媛)
NHK、南海放送、あいテレビ、愛媛朝日テレビ、各放送局から夕方のニュースで報道されました。